「お金2.0」を読んで・・・これからは好きなことをし、自分の価値を高めていく時代
こんにちは。
今回は「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」を読んだ感想をまとめていきたいと思います。
なぜこの本を読もうと思ったのか
以前の記事:
でも書いたように最近本を結構読むようになりました。
主にベストセラーや最近話題の本を読むことが多いのですが、今回この本を読もうと思ったのは、僕が今登録しているkindleで無料で読むことができるからです(笑)。
(今度kindleについても記事を書きたいと思っています。)
という流れでこの本を読んだわけですが、これからの時代を生きていくわたしたちにっとって重要なことが書かれた、超良書だと思いました。
(実際に2週間で2回も読んでしまいました。)
記事を読んでいただく皆さんにとってももちろん、自分にとっても備忘録としてもまとめていきたいと思います。
人間も動物も報酬(快楽)を求めて様々な行動をする
私たちは日々何のために生き、働いているのでしょうか。
それは自分のため、家族にため、などさまざまな理由があると思いますが、結局は他のすべての動物と同じく自分の快楽のため、つまりドーパミンを出すためなのだそうです。
あるラットの実験でラットにボタンを押すと快楽物質が流れる装置を取り付けました。
一度ボタンを押すことを覚えると、そのラットは永遠と押し続けたそうです。
経済のお手本は自然
人間はこれまで栄枯盛衰を繰り返してきましたが、自然はその間多少の変化はありつつもずっと存在してきました。
実はうまくいく経済とは自然と同じシステムを持っていて、そのシステムとは
・極端な偏り
・不安定性・不確実性
・自発的な秩序の形成(自然淘汰、自然に秩序が形成している)
・エネルギーの循環(水の循環、食物連鎖)
・情報による秩序の強化(必要な情報を体内に記録しておくことで秩序を保つ)
であり、このシステムがある経済はうまくいくようです。
仮想通貨の拡がり
現在ビットコインをはじめとするアルトコインが流行しています。
管理者がいないのになぜ秩序が保たれるのか、それはブロックチェーンにより皆が管理者となっているからです。
またこの流れによって現在の法定通貨の価値はどんどん減っていくと考えられています。
自分の価値を高めていくことが大事
資本主義全盛のころと違い、お金を稼ぐ価値は薄れていっています。
人々の信頼や時間、個性、興味、情報といった換金が難しいものの価値が高まっていっており、好きなことに熱中できる人がうまくいく世の中になっていくと考えられています。
FacebookのCEOの言葉の通り、これからは人生の意義を見つけるだけではなく、誰もが意義を持てる世界を作ることが重要です。
最後に
「時は金なり」という言葉がありますが、時間は非常に重要な価値です。
特に若い世代にとっては特に重要になってきます。
この時間を自分の価値(スキルなどの実用価値、信頼・人脈などの社会的価値、共感などの内面的価値)の獲得にあてることで、これからの社会を生き抜いていけます。
就職をするにしても単に肩書を求めるのではなく、個人としての価値を高められる仕事にしたいですね。
本当の最後に、著者の佐藤航陽さん、編集の皆さん、素晴らしい本をありがとうございました。