「1440分の使い方ー成功者たちの時間管理15の秘訣」を読んで

こんにちは。

 

今回は「1440分の使い方ー成功者たちの時間管理15の秘訣」を読んだ感想、まとめを紹介していきたいと思います。

 

この本は著者が成功した起業家やオリンピックのメダリストなどから聞いた成功の秘訣にそって自信の考えを述べていく形式の本です。

 

時間は最も重要な貴重品

この本のタイトルにもある「1440」は一日を分で表したものです。

 

多くの成功者は何よりも時間を最も貴重なものと考えています。

 

病気になっても健康に戻せるし、貧乏になってもお金を稼ぐことができる。しかし、時間は何をしても取り戻すことはできません。

 

しかも時間は誰にでも均等に与えられる「資産」です。

 

私たちはこの資産を有効に活用しなければいけませんね。

 

 朝はゴールデンタイム

時間は大切だと上記しましたが、その中でも特に成功者たちは朝の時間を重要視するそうです。

 

皆さんが小学生の頃にも「朝に宿題しなさい」とか、「朝ラジオ体操に行きなさい」など言われたことがある人も多いと思います。

 

実はこれはあながち間違いではなく、実際に朝起きて完全に目覚めてから数時間が一日で最も認知機能が高まるとする研究結果があるそうです。

 

この朝の時間帯に自分にとって最も重要なことをやるのが生産的だそうです。

 

ToDoリストではなくスケジュール管理を

手帳をお持ちの方、多いと思います。

特に社会人の人にとっては欠かせませんよね。

 

その中で多くの人がやっていると思われるのが、ToDoリストです。

 

たしかにToDoリストはやるべきタスクがすぐわかるので便利ですよね。

 

しかし著者はやるべきことはToDoリストではなく、スケジュールとして管理するように勧めています。

 

それはなぜか。

 

そうすることによってタスクのやり残しが劇的に減るからです。

 

僕自身もそうなのですが、私たちはタスクが並んでいると、どうしても簡単に片付くタスクや、作業的に片付くタスクを優先的にやってしまいがちになります。

 

そうすると本当にやるべきタスクがやり残しになってしまうということが起きます。

 

これを防ぐために、スケジュールにタスクを入れてしまうということです。

 

先延ばし癖をやめる

よほどの意志の硬い人でない限り、いつでもできそうなことは先延ばしにしてしまうことが多いと思います。

 

これを克服する方法として、

 

・未来の自分が反することをできないようにあらかじめ今準備しておく

・やらなかったら自分がどんな嫌な思いをするか想像する

・友人や家族と約束して責任を持つ

・アメとムチを使い分ける

・理想の自分になりきる

・妥協してとりあえずやってみる

 

といった方法が紹介されています。

 

人によって合う方法は異なりますが、3つ目の友人と約束して罰金を設定しておくという方法は僕も試してみたいなと思います。

 

休息は重要

これはもう多くの人が理解しているのではないでしょうか。

 

タスクが片付かないからと言って、睡眠時間を削ってしまうと、逆に生産性が下がってしまいます。

 

また夜の睡眠だけではなく、午後に急に襲ってくる眠気の際にも、我慢せず短い仮眠をとることが重要だそうです。

 

最も重要なタスクを理解する

スケジュール管理と絡んでくるのですが、数多くのタスクの中で自分にとって最も重要なタスク(MIT=most important task)を決めることが重要です。

 

さらに、そのMITを朝の時間に片づけてしまえば非常に有効に時間を使うことができると思います。

 

まとめ

全体を読んだ感想としては、著者が外国人で、それを翻訳している本なので、言葉が言い切った内容が多いです。

 

また、大切な内容のものは何度も言ったり、時にはちょっとやりすぎかなといった内容もありますが、とてもためになる本だと思います。

 

時間管理で悩んでいる方はぜひ一読してみてください!